明日は何になる、やがて君になる2

 

 

 

やがて君になるの個人的用まとめ。ネタバレのみ

正直序盤適当に見てたから設定の細かいところは怪しい。後日見返して書き直したい。

 

 

 

 

 

 

侑→ぞい。「好き」という感情を理解できておらず、先輩を通して「好き」という感情を知ろうとする。先輩に好かれている自覚はある。なので先輩との絡みを見てんのはかなり楽しい。

 

七海→雪ノ下みたいなやつ。「好き」という感情は相手に対する縛りと捉える。好きという感情を知らない侑をいいように扱う。

 

縛りについて

「あなたが好き」というのはつまるところ「あなたの○○が好き、同時にあなたの○○に魅力を感じなくなったら興味が消える」という事になる。これはその点がチャームポイント、そしてアイデンティティと言えるものとなる。その点が好かれた以上、嫌われないためにはその点を守り続けなければならず、それが彼女の苦痛になり得ている。

しかし侑は「好き」という感情を理解していない。この環境は七海先輩からすると好都合である。六話の河原でのやり取りが特に顕著だった。「私を好きになってくれる?」とは言わず、「私を嫌いにならない?」と聞いた。 好いてほしいわけではなく、私から離れないでほしいという叫びにも近いものだったと思う。

あくまでも好意を持たれていたいが好かれたくはないという感じか?六話にてチャットの画面が映ったのだが、会話の内容は以下のようなものだった。

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猫は基本的に自分勝手なペットというイメージがある。懐いてはくるが好き好き〜みたいにはならないみたいな。ある意味では七海先輩の理想とする侑との距離感はこれなのではないのかな?って思った。(侑にねこに嫌われとるよなって言われてめっちゃ否定してるの可愛いし、潜在的に猫と飼い主の関係をイメージして嫌われてるなんてことはないって考えてしまっているならそれはそれでやべーなとか思う。考えすぎか。)

 

七海先輩について

  • 七海先輩は7年前までは引っ込み思案系な女の子だったが、優秀だった姉の死により、あなたも姉のように立派になりなさいという外圧を感じ、姉になる事を決意した。(やがて君になるというタイトルの理由の一つかもしれない)
  • 演劇にこだわるのは7年前に演劇を行う前日に事故で亡くなってしまった姉のため(姉を越えるため?演劇を完遂すれば姉の幻影から解き放たれる?)
  • 五話だったかで姉にめっちゃくっついてるみたいな話があり、そこから察するに精神的な盾でもあったのだと思う。その姉が亡くなってしまった過去からも「親しい人が自身から離れていく事を恐れている」のではないかと推測。
  • 六話現在では本人の本質は脆いという点については正しいものと仮定する。また、その点は侑、及びSBJK先輩(かやのん先輩)も認知。ただし演劇やらんでもええやんって言う侑の発言には猛反発、本質は脆いものの殻は硬い。