本を読むということについて

 

 

大層なタイトルっぽいけど内容はここ数年、本を読んでないから活字が読めなくなったっていう報告です。

 

とある事情から最近は本を読むようになったんですけど、いやぁ続かない。2~3年前と比べれば読めるようにはなったけど一冊を数日で読むことができない。数週間かかってしまう。

原因はまあ読まなくなったから集中力も比例して下がってしまったって感じだと思う。小学生の頃なんかは「趣味は読書です!」なんて人間だったのにどうしてこうなった……まあなんにせよまずは「読む」ことから改めて始めないとダメだよなってことで数年前に買った本を引っ張り出して読んでる。自分に興味のある分野だとまだ読めるなってのは気がついたんだけど、知見を広げるためには興味の薄い分野にこそ手を伸ばさないといけない気もするので少し矛盾を感じてたりはするんですけれども。

 

ボトルネック』はなんとか読み終わった。普通に鬱になった。妖精といいボトルネックといい、なんなんだこの作者は。でも米澤穂信先生のおかげでミステリー小説って面白いなって思えたからそういう意味では良い出会いだった。まあ氷菓の作者さんだから本格派ミステリーではないので少しニュアンスは違うんだけど。近いうちに十角館の殺人も読んでみたいなぁ。

 

今は『コーヒーが冷めないうちに』を読んでる。コイツは数年前に電車の広告に釣られて買ったやつで、近いうちに実写化するらしい。(調べたらもう映画やっとるやん)良い機会だと思って読んでるけどいやぁ、面白いね。

軽く説明すると過去に戻ってもう一度向き合ってみるっていう内容で、タイムスリップものに近い。あくまでも「過去と向き合う」っていう内容なのがポイント。詳しくは書かないけどこの設定が素晴らしかったね。

個人的にファンタジー物はあんまり好きじゃなくて、どちらかと言うとAIとか、そういう未来に起こりうる題材が好きだったのでハマらんやろ〜って踏んでたらいやいや、そんなことは無かった。普通にのめり込めたよ。でも帯には「4回泣ける!」って書いてあって、まあ感動モノなんだけど僕は本で泣くことができない人間なのでそこは勝った。勝ち負けではないんだけど。ただ文句なしにおもろい作品だったと思うので気になったらぜひ。

 

コーヒーが冷めないうちに

コーヒーが冷めないうちに

 

 

でも最近は金ないから本を買うのに億劫になってて、どうしたもんかな〜って悩んでたら象さんの存在を思い出した。エレファント速報さんです。

知ってる人は知ってると思うんですけど、SSまとめサイトで、まあ無料で素人の書いた作品を読めるって点ではなろうサイトに近そう。なろうは読んだことないけど。

昔読んでたssをメモ帳にまとめてあったので改めて読んでるけど、こういった感性は変わってないらしくどれも面白く思えた。俺ガイルが好きだったらしくそれ関係がめっちゃあって爆笑してた。

まあ、プロの書く文章じゃないので色々と粗はあると思うけど「読む」という点を今は重視してるのでまあそこはいいのかなって思えた。しばらくは色々と漁ってみようかな。

 

P「……………………誰?」 春香「へ?」|エレファント速報:SSまとめブログ

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